インナーチャイルド

私たちの心の奥深くには「インナーチャイルド」と呼ばれる、幼少期の経験や感情を抱えた自分が存在しています。
インナーチャイルドは、幼い頃に感じた喜びや愛だけでなく、傷ついた記憶や寂しさも記録しています。
そのため、大人になっても無意識のうちに過去の痛みや傷が影響を与え、人間関係や自己肯定感、感情や行動パターンに影響を及ぼすことがあります。

私も何もないときに、ふと不安になり、何もしたくないという感情を抱くことがありました。
今までの私は、この感情を無視して、やるべきことを実行することで、いつの間にか消えていたものでした。
しかし、この感情は僅かでも毎朝続くことがあり、あるとき、感情に深く向き合ってみたのです。

まず、この感情はどこから来ているのか?感じてみました。 それかは胸から腕にかけて表面に感じられます。
そして、更に深く内省していくと、忘れていた幼少時代、2歳位で保育園に預けられたとき、イジメられていた事を思い出したのです。
その頃、言葉が話せなかった私は、周囲の園児からバカにされイジメられていました。
また、言葉が話せなかったので、保育園へ行きたくない理由を母親へも伝えられず、分かってもらえなかったのです。
園児のイジメは、ときに暴力もあり、話せない私は不快な感情を募らせていったのです。
その後、先生などの注意や私も言葉を発せるようになると、次第にイジメは無くなったのですが、インナーチャイルドは覚えている訳です。

私のインナーチャイルドは、恐れや不安を抱いたまま、一人で我慢していました。
私は自分のインナーチャイルドを認め、受け入れ、痛みを感ずる胸にエネルギーを送るイメージで温めてあげたました。
そのおかげか、私のインナーチャイルドはかなり癒されてきています。

気づくことが大切

インナーチャイルドで問題となるのは、幼少時代の満たされなかった自分です。
満たされなかったインナーチャイルドに気づいたなら、大人になったあなたが愛をもって接することで、癒すことができます。

何か感情のシコリの様なものを感じたなら、瞑想や日記やノートに記録し続け、まず気付くことが大切です。
気付いたらなら、その感情から過去の似た感情を回想することで思い出し、そのときのインナーチャイルドを受け入れることです。
できれば大人のあなたが、愛してあげましょう。
これは必要ならば、毎日、癒してあげることをおススメします。

ライフコーチが必要な場合

しかし、多くの場合は気が付かず、また感情を否定することで封印していることが殆どです。
満たされない感情は、未完了の感情であり、潜在意識に残ったままとなってしまう訳です。
スピリチュアルライフコーチは、未完了の感情が残っていることに気付きを与え、サポートします。