生きる意味を問いかける朝ドラ『あんぱん』

朝ドラ『あんぱん』、話題になっていますね。
私も楽しみに見ているひとりです。

中でも印象的なのが、伯父・柳井寛（竹野内豊）の存在。
その優しさと、深い言葉の数々に、心を揺さぶられる方も多いのではないでしょうか。

第9週の衝撃：「絶望の隣は希望」

今週（第9週）のタイトルは、「絶望の隣は希望」。
この言葉はドラマの中で何度か彼が語る言葉であり、まさに、この物語の節目を象徴しているように思います。

そして、この週に訪れた衝撃的な展開——
寛おじさんが急死してしまうのです。

でも、寛の言葉は、彼が去った後も嵩を支え続けるものと思います。
「絶望の隣には、希望がある」
この言葉は、絶望の中にいても、必ず光が見えると信じる力を与えてくれます。
私は更に深い意味を感じさせられますが、別の機会に掘り下げたいと思っています。

タイトルが問いかける「生きる意味」

『あんぱん』は、各週のタイトル自体に深いメッセージが込められているのも魅力です。

第3週：「なんのために生まれて」
第4週：「なにをして生きるのか」
第5週：「人生は喜ばせごっこ」

これらはまるで、あの有名な『アンパンマンのマーチ』の歌詞のよう。
実際に、原作者であるやなせたかしさんの心が色濃く反映されているように感じます。

第5週で、寛はこう語ります：
「何のために生まれて、何のために生きるか？
わしは思うがよ、それは人を喜ばせるためや」
「人生は喜ばせごっこや」
この言葉は、まさに「生きる意味」そのもの。
誰かを喜ばせることで、自分も喜びを感じる——
それこそが人生なんだと、寛は教えてくれています。

これからの展開にも期待

『あんぱん』には、これからも人の心を元気にするような名言やシーンに期待したいです。

ところで誰もが知ってる童謡『手のひらを太陽に』はやなせたかしさん作詞です。
もしかしたら今後、
「ぼくらはみんな生きている」
「生きてるから悲しいんだ」
「生きてるから嬉しいんだ」
といったフレーズが、週タイトルに使われる日も来るかもしれません。