「自分で決める」ということ
先週、ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季オリンピックが閉幕しました。
今回、日本は冬季五輪史上最多となる24個のメダルを獲得しました。
特にスノーボード競技では、技の回転数や完成度が明らかに次の次元へと進み、世界全体のレベルが底上げされた印象を受けました。
メダルには届かなかったものの、私が強く印象に残ったのは、平野歩夢選手です。
大会のわずか1か月前に複数箇所を骨折しながらも、挑戦した姿。
そこには勝敗を超えた「意志」がありました。
私はそこに、人が感動する本質を見た気がしました。
人は「決めた人」に共鳴する
前回の記事で、
「自らの意志により、全力で邁進している姿に、人は共鳴する」
と書きました。
今回改めて感じたのは、その出発点です。
それは――
「自分で決める」ということ。
つまり「決断」です。
人生においても同じではないでしょうか。
より良い人生を望むなら、環境でも、誰かの言葉でもなく、
最終的に必要なのは、自分で決めること。
誰かに言われたから。流れでそうなったから。
仕方なく選んだから。
それでは、本当の意味での力は生まれません。
決断とは、責任を引き受けることでもあります。
だからこそ、人のエネルギーが変わるのです。
「自分で決めた」という力
その象徴的な例として印象的だったのが、GACKTさんの話です。
大好きだったタバコをやめた理由を、彼はこう語っています。
「自分で決めたから」
記事を読むと、仲間との約束や状況がきっかけだったようにも見えます。
そのため、「本当は周囲の影響では?」と思う人もいるかもしれません。
しかし私は、そこが本質ではないと感じています。
きっかけが外側にあったとしても、
それを内なる自分の決断へと転換した。
ここには、決定的な違いがあります。
もし「人のため」にやめたのなら、どこかに未練や我慢が残るでしょう。
けれど彼には未練がない。
それは――
自分の意志として選び直したからです。
同じ出来事でも、
「やらされた」のか
「自分で決めた」のかで、
結果も、継続力も、人生の質さえも
180度変わってしまうのです。
魂は、自分の意志で進むことを知っている
オリンピックの舞台で私たちが感動する理由。
それはメダルの色ではありません。
選手たちが、誰かに強制されたのではなく、
自ら望み、自ら決めた道を進んでいるからです。
その姿に、私たち自身の魂が反応します。
なぜなら本来、誰もが――
自分の意志で生きる力を携えて生まれてきているから。
だからこそ、
・挑戦している人
・迷いながらも進む人
・自分で選び続ける人
に、私たちは美しさを感じるのです。
あなたも、共鳴を生み出せる
特別な舞台でなくても構いません。
あなたが
「これをやる」と決めること。
「この生き方を選ぶ」と決断すること。
自分で決めて進む人は、
知らず知らずのうちに、
周囲に勇気や希望を与えているものです。
人生とは、選択の連続です。
だからこそ――
誰かの人生ではなく、自分の人生を、自分で決める。
その積み重ねこそが、
本当の意味での輝きなのだと、私は感じています。
