Well-being

「Well-being(ウェルビーイング)」という言葉、
企業の取り組みや、社会の中でも使われる機会が多くなり、
もはや一般的な言葉として認知されている気がします。

調べると、
「幸福」
「よい状態」
といった意味が出てきます。

では、“よい状態”とは何でしょうか。

私たちはつい、外側の条件を思い浮かべます。
家族やパートナーがいること。
家があること。
お金があること。
仕事が安定していること。

もちろん、それらも大切です。

しかし、Well-beingの本質を考えたときに、外側ではなく、
自分の内側にあるのではないか、と感じています。

もっと言えば、

「心・体・魂が統合されている状態」

それが、Well-beingの本質ではないかと感じるようになりました。

心で思っていること。
体が感じていること。
そして、魂が本当に望んでいること

この3つが一致しているとき、
人は自然体で、抵抗が少なく、安心感ある状態となっていく。
そして、「自分であることに喜び」を感ずる状態になるではないでしょうか。
これこそが、Well-beingの本質ではないかと思うのです。

逆に、ここにズレが生まれると、
現実世界にさまざまな形で現象として表れてくるのだと思います。

分かりやすいのは、健康です。

本当は休みたい。
本当は無理をしている。
本当は違和感を感じている。

それでも、
「頑張らなければ」
「こうあるべき」
と心を押さえ込み続ける。

すると、そのズレは少しずつ積み重なり、
やがて体に現れてくることがあります。

病気として表れることもあれば、
心の不調として現れることもある。

現代では、鬱や強い不安感、生きづらさを感じている方も少なくありません。

しかし私は、
それは「悪いこと」だけではないと思っています。

むしろ、体や心が
「本来の自分へ向かいましょう」
と教えてくれているサインかも知れません。

体は、とても正直です。
魂が苦しい方向へ進み続けると、
どこかで必ず知らせてくれる。

では、どうすればWell-beingに近づいていけるのでしょうか。

私は、まず
「自分の感覚を大切にすること」
だと思っています。

周囲の評価よりも、
世間の“普通”よりも、

自分の心がどう感じているか。
体がどう反応しているか。
そこに耳を傾けることです。

もちろん、現実社会の中では、
すぐに理想通りにはいかないこともあります。

仕事。
人間関係。
お金。
いろいろな制約があります。

それでも、
少しずつでも自分を大切にする方向へ進んでいくことで、
人は変わっていけるのだと思います。



また、Well-beingとは
「完璧な状態」
ではなくとも、

「本来の自分へ戻っていく過程」

こそが大切ではないかと感じています。

だからこそ、
悩みや迷いの中にいることも、
決して無意味ではない。

むしろそこから、
本当の自分へ近づいていくことに喜びを感ずるものと思います。

Well-beingとは、
何かを外側に足して完成するものではなく、

本来の自分とつながり直していくこと。
そう感じています。